テスト1週間前。「よし、勉強するぞ!」と机に向かったはずなのに、気づけばスマホを手に取り、いつものゲームアプリを開いてログインボーナスを受け取っている……。そして、「またやってしまった」「自分はなんて意志が弱いんだろう」と少し沈んだ気持ちになる。
そんな経験、誰にでもありますよね。すごくわかります。私も、やらなきゃいけないことがある時に限って、別のことが魅力的に見えてしまうことがあります。
でも、安心してください。あなたがゲームをやめられないのは、決して「意志が弱いから」ではありません。
今回は、気合いや根性ではなく、スマホの設定をいじるだけで物理的にゲームへの興味を減らし、スマホを「勉強モード」に切り替える、ちょっと理科的なアプローチをご紹介します。
虹色の輝きと、ただのグレー。どちらに惹かれますか?

まずは、いかに色の影響があるのかをこちらの「演出開始」ボタンを押して色のある左側とそれを白黒に補正した右側と見比べてみてください。
さて、みなさんに質問です。
もし自分がガチャを引いたとして、どちらの画面が出たときの方が「やった!!」と心が躍り、ワクワクするでしょうか?
おそらく、100人中100人が「カラーの画面」と答えるのではないでしょうか。白黒の画面では、せっかくの大当たりもなんだか味気なく、ただのデータの塊のように見えてしまいますよね。
実はここが、一番のポイントなのです。
私たちがゲームをしていて「楽しい!」「もっと引きたい!」と興奮しているとき、脳内ではワクワクする成分(アドレナリンなど)がたくさん出ています。そしてその興奮は、ゲームの「ギラギラした派手な光や色」という視覚情報によって、強烈に引き起こされているのです。
画面から「色」を奪えば、魔法は解ける

つまり、逆に考えてみましょう。
スマホの画面から「色」を奪ってしまえば、私たちの脳はそこまで強く興奮しなくなります。
そこでおすすめしたいのが、テスト前など集中したい期間だけ、スマホの画面設定を「モノクロ(白黒)」にしてしまうという方法です。
画面が白黒になるだけで、驚くほどゲームの魅力は半減します。あんなに毎日ログインしたかったソシャゲも、白黒の画面で見ると「あれ、なんだか面白くないな」と、スッと冷静になれるはずです。これこそが、スマホを「勉強モード」にする最大の仕組みです。
iPhoneを「勉強モード(モノクロ)」にする手順

私がiPhoneを使っているので、ここではiPhoneでの設定方法を画像付きで紹介しますね。(Androidを使っている人は、ぜひ「Android モノクロ設定」などで検索してみてください。同じような機能が必ずありますよ!)
設定はとても簡単です。
1. **「設定」**アプリを開く
2. **「アクセシビリティ」**をタップ
3. **「画面表示とテキストサイズ」**をタップ
4. **「カラーフィルタ」**をタップして、スイッチを「オン」にする
5. **「グレイスケール」**を選択する
たったこれだけです。画面が一気に白黒の世界に変わったのではないでしょうか?
テストが終わったら、同じ手順でカラーフィルタを「オフ」にすれば、すぐに元の鮮やかな画面に戻るので安心してくださいね。
意志の力より、環境のコントロールを

「誘惑に負けない強い意志を持とう!」
そう言われると苦しくなってしまいますが、人間の意志なんて、実はそんなに強いものではありません。
だからこそ、「自分は誘惑に弱い」という事実を受け入れ、それなら「誘惑されない環境をどう作るか?」を考えることがとても大切です。スマホをモノクロにするのも、その立派な戦略の一つです。自分の行動を客観的に見てコントロールする力は、大人になっても必ず役に立つはずですよ。
次のテスト前は、ぜひあなたのスマホを「勉強モード」に設定して、白黒の静かな世界で勉強に集中してみてはいかがでしょうか?



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